物流倉庫は委託をするな

物流倉庫を委託することは、利益率を下げる行為です
また、EC会社は物流会社と私は考えております
どんな少ない数でも自社で梱包し運送会社を選定し発送をしてください
そしてノウハウを培ってください
数が100個程度の間は練習期間という感じで、1000個 10000個となってくると
委託費用 200~500円が とんでもない利益を移譲することになります
物流は、ITです ITは、あらゆるたくさんの人を集めて、課金をさせて儲ける
物流は、あらゆるたくさんの注文を集めて、商品を発送して、課金をさせて儲ける
と考えてください
その儲けを物流会社に提供しているようなものだということになります

【業務システムは自社で作るな】

業務システムは、まずは、既存システムを探しましょう
一番大事なのは、身の丈のものを探すということです
自分の自分たちのIT力がどのくらいかということで、まずは、少し業務効率がアップするくらいのものを導入しましょう
たとえば、縄文時代に 戦車や戦闘機があったら、戦力がアップしたかというと、そのとおりにはなりません あたりまえですが、そのシステムをオペレーションする能力がないからです またメンテナンスも必要です
つまり、宝の持ち腐れになります
縄文時代なら、弓矢 や 刀くらいでしょうか
それくらいのオペレーションならできそうですね
そのような道具や武器のようなものをそろえて行きながら、自分達の能力を高めていけば、自然とこのようなものがほしいとビジョンが生まれます
そのようにステップアップしていくのがよいでしょう
忘れてはいけないのは、さらにアップデートするということです
弓矢か刀を持ち合わせたので次の道具をということが一番よくない組織です
弓矢をさらにアップデートして自動連射するものを作ったり、刀は、より切れ味をあげていったりとツールは、変えて改革をするより、使えるものをアップデートするほうがすぐに効果がでますし、現場が混乱せずにできます
慌てずに必要なツールを現場から求められるそんな組織がよい組織だと言えます

独自一元管理システムは夢です
しかし、その夢は、しっかりした設計のもとでしか成し遂げられません
設計3~5年 開発0.5~1年という感じでしょうか
また、しっかりしたプロジェクトメンバーで作らないと、メンテができない、またバグだらけのものになってしまいがちです
作ったものは、消耗する つまりメンテナンスが必要です
しっかりした設計とは、このメンテナンスのことも含まれます
そういう意味でもまずは、既存を探し最適なものを組み合わせて使ってください

透明化の意味

透明化の意味は何なのかで、今後のDXの意味がわかるような気がします

例えば、池で例えます

濁った池は、透明性がなく、中に何が住んでいるのか、何が起こっているのかがわからない状態です また、バクテリアが大量発生し、衛生的にも生物が住める環境になく、住んでいるものは酸欠でいずれくる死を待っているという状況です

これが透明化により、澄んだ池は、中に何が住んでいるか、何が起こっているかがすべて、周りが理解をすることができます

これにより、

何か悪いところがあれば、直せます
何か困っていることがあれば、助けられます
これらのバランス作用により、生物は、偏りがなくなり、あらゆる酸欠は次第になくなり、
あらゆるビジョンが生まれ、それに向けて生産性があがることになります

これが、DXの本来の意味です
DXにより、何かを修復するのではなく、何かを改善するのではなく、透明化により、見えなかった部分が見え,気づきが芽生え、人は行動をする

結局、DXも、最終的には、人であり、
デジタルではなく、人が、これからも、組織を支え続けることになるのです

スケールは大きくなりますが、
この 透明化(DX)により、この社会も政治も解決できます

透明化により、悪事は捌かれ、透明化により、困難な人や 課題は洗い出され、分配され、解決される

透明化は、結局自浄作用であり、主観から客観、利己から他己へのシフトといえます

せっかく、DXの専門家として生きている限り、今後の世直しの方にも少しづつシフトしていきたいものであります そして、生涯をかけて取り組みたいと思っています